ご主人様、こんばんは。マホカです。
珍しく2日連続の投稿です。というのも、マホカ宛にマシュマロをいただいたからです!
とても嬉しいです!! 本当にありがとうございます。
ゆでたまごの進捗を見てくださっているご主人様がいたなんて、とても嬉しいです。
小さなことですが、ゆでたまごを何度もゆでた甲斐があったというものです。ありがとうございます。
魔法界での暮らしをご紹介しますね。
その前に少し、マホカの実家・ウォーツェル家について説明させてください。
マホカたちの住んでいた魔法界は、現在とても平和で、人間界のように犯罪などの「悪いこと」は起こらないのですが
魔法界でも2千年前までは「悪いこと」が起こっていました。
2千年前、魔法界は悪しき心を持った魔法使い『シア』に支配されていました。
シアは自らの欲望のために魔法を使いました。
窃盗、拷問、殺人……ありとあらゆる悪い魔法を習得し、魔法界を牛耳っていました。
魔法界は秩序を失い、世界そのものすら滅びかけていました。
そのとき、国王様の前に現れたのがウォーツェル家の先祖なのです。
そのウォーツェル家の先祖『ラチカ』が生まれたときは、すでにシアに支配されている悪の時代でした。
憎しみや傷つけあいが絶えない中、幼い頃からラチカは魔法の力を蓄えました。
シアを滅ぼし、世界の平和を取り戻すために。
成長したラチカは、真の魔法を使い、国王様と協力してシアを倒します。
そのときの武勇伝は今でも色々と語り継がれているのですが……そこまで書いてしまうとあまりにも長くなってしまうので、またの機会に。
……話しがだいぶ逸れてしまいましたね。
そんなわけでウォーツェル家は2千年前から国王様とともに協力し、国を守る一族になったので、王宮の庭園に住んでいるのです。
王宮の庭園は大変広く、人間界でいうと東京都ぐらいの広さがあります。
そのお庭の中の4分の1がウォーツェル家の敷地です。
『魔法を練習する迷宮というのがあると読みましたが、マホカちゃんは普段実家でどのような暮らし・練習をされていたのでしょうか?』という質問でしたね。
朝起きて、朝食の後、午前の魔法のレッスンが始まります。
レッスンは何をするのかというと……そうですね。人間界でいうと「イメージトレーニング」が近いかもです。
魔法とは「頭に描いた物・音・現象を立体化する」という技術です。
いざ魔法を使おうと思ったときに、頭の中がゴチャゴチャなままでは、魔法をうまく描けないので
普段から、想像力を制御するのが大事になってきます。
午前のレッスンは、お庭の池の前に座って目を閉じ、その「想像力」を鍛えます。
午後のレッスンは、先日も書いていたとおり、庭園内の迷路で行います。
迷路というのは、人間界でいうと、ヨーロッパなどに古くからある迷路園を想像していただくとよいと思います。
人の背丈より高い生け垣で出来た迷路です。
迷路の中には、様々な魔法の訓練が用意されています。
突然魔獣が現れたり、暗闇になったり……ときには棘のある触手が襲ってきたりして、怪我をしてしまうこともあります。
そんな怪我すらも、訓練のうちです。治癒魔法のいい練習になります。
1人で迷路に入るときもありますし、弟と2人のときや、従兄弟も含めた大勢で入ることもあります。
迷路と言っても、練習用の迷路ですから、どうしようもなくなったときは。魔法の指導をしてくださっているお祖父様が駆けつけてくださいます。
迷路が終わった後は、個々の得意分野を伸ばす練習をします。
マホカの得意分野は「魔法音楽」だったので、庭園内の温室で、魔法音楽の練習をしました。
魔法音楽は、午前のレッスンでやっていた「想像力」が大事な魔法です。
思い描いた音をそのまま出せるように、何度も練習します。
音を思い描くと、杖から音が出て、温室内に響きます。
温室内の植物たちがいい先生になってくれました。
「今の音は綺麗だった」とか「今の音は濁っていた」とか、教えてくれるのです。
午後の練習が終了したあとは、家族とのひとときです。
昔から著名な魔法一族といっても、ものすごく厳しいわけでなく、温かい家庭でした。
弟とよく一緒にカードゲームをしたりしましたよ。懐かしいものです。
大体はこんな感じの日常を過ごしていました。
マホカの実家での暮らし、少しは伝わっているといいのですが……
こうしてご主人様に質問していただけるなんて、インターネットとは本当にありがたいものですね。
質問してくださったご主人様、本当にありがとうございました。とても嬉しかったです。
他にも質問やメッセージなど、マシュマロにお気軽にお送りくださいね。
それでは、今日はこの辺りで失礼いたします。
マシュマロをいただけて、とてもしあわせでした。
ご主人様にとって明日がしあわせな1日になりますように。
おやすみなさいませ、ご主人様。