主くん、こんばんは。イリュだよ。
昨日のブログでミィスくんが言っていたように、しばらく魔法界に帰っていたんだ。
久しぶりの実家は、相変わらず賑やかだったよ。
ボクの両親は、ボクとは違って、とても賑やかで明るいんだ。
まぁ、人間界でいう「お父さん、お母さん」とはちょっと違ってるかもね……
ふたりともよく性別が変化するんだ。
魔法界でも性別を変化させるのは難しい魔術なんだけど、両親はそれが得意で。
寝る前はふたりとも女だったのに、起きたらふたりとも男に変わってたり、片方が男だったり、女だったり……もしくは無性別だったり。本当に色々なバリエーションがある。
ボクのこの性別の曖昧さは、両親のを受け継いだのかもね。
だから、ボクは両親のことを「お父さん、お母さん」や「パパ、ママ」とは呼んでないんだ。
親っていうよりも、友達みたいな感覚かな。
ボクにゲームと本の楽しさを教えたのも、両親だしね。
本といえば、最近は『ハウルの動く城』の原作を読んだよ。
この前、金曜ロードショーで映画を見たときに
「あれ? このシーンって一体どういう意味なのかな?」とか、色々な疑問が浮かんだんだ。
せっかくだから原作を読んでみたんだけど、とても面白かった。
原作のタイトルは『魔法使いハウルと火の悪魔』
姉妹編として『アブダラと空飛ぶ絨毯』と『チャーメインと魔法の家』が出版されている。
全部一気読みした。ほんと、本に夢中になると止まらなくて困るよ。
『魔法使いハウルと火の悪魔』を読んだら、映画でわからなかったことが「ああ! そういうことなんだ!」と解決したよ。
姉妹編もとても面白いから、主くんにも是非読んでみてほしい。
ボクのお気に入りは『アブダラと空飛ぶ絨毯』かな。
マホピピの曲で『ご主人様に捧げる魔法薬』っていう曲があるんだけど、その曲と同じ雰囲気で、ちょっと砂漠っぽいというか、アラビアンというか、そんなお話。
『チャーメインと魔法の家』が3作目なんだけど『ハウル』シリーズはそれ以外にもう出てないとわかったとき、ショックだったな。
本を読むのは、好き。
でも、読み終わった後の「もう続きが読めないんだ」っていうさみしさは
どうやったら消えるのかな……
主くんにはそんなさみしい思いはしてほしくないから、ボクたちはマホピピの音楽を絶やさないようにしたいな。
さて。今日のブログはこのへんでおしまいだ。
ボクたちにメッセージや質問がある主くんは、ぜひお気軽にマシュマロを送ってほしい。
主くんにとって明日がいい1日になりますように。
おやすみ、主くん。